私が最初に持ったモバイルノートパソコンは1998年に現在の愛機の前身である
という機種であった。これは中国旅行の直前(前日)に衝動買いしたパソコンであるが、予想外にも重用(というよりも寵愛)することになった。
このパソコンは、ただでさえバッテリー稼働可能時間が長くなかったのだが 、モバイルとしてバリバリ使ったわけでもないのに、1年でバッテリーでの使用がほとんど出来なくなってしまった。「あれ?どうしたんだろう」と、マニュアルを見たときに出会った衝撃の御言葉が
「バッテリー は消耗品です」
であった。
確かに充電池も寿命があるのは分かるし、
ノートPCバッテリー
私が以前からよく使ってきた単3,単4の充電池も、
Acer ノートPCバッテリーモデルナンバー
何十回も繰り返して使ううちにバッテリーの使用可能時間が短くなることは感じていた。
だがこの時のノートパソコンはそれほど「充電←→使用」を繰り返したわけでもないのに使えなくなってしまったのである。そしてこれを「消耗品」と言い切られることはかなり驚きであった。
アップルApple ノートPCバッテリーモデルナンバー
Asus ノートPCバッテリーモデルナンバー
私の上記パソコンの使用法は、実はモバイルよりも「ごろ寝パソコン」として寵愛していた面が強かったため、「モバイルパソコンじゃなくなったなあ」と、悔しく嘆きながらも諦めて使っていた。その後、その後継機である
HP Compaq ノートPCバッテリーモデルナンバー
を中古で手に入れる。この際、私は前述の経験から「バッテリーを劣化させたくないナア」と思いつつ、「きっと使わないときにはパソコンから外していれば良いのだろう」と考えた。
デル Dell ノートPCバッテリーモデルナンバー
これは必ずしも間違いではないようで、たとえば以下のように書かれたページがある。
と思いこみ、ACアダプタで使う場合には、せっせとバッテリーを外すようにした。オークションで予備のバッテリーも入手したが、その後も上記のような使用方法を続けた。
富士通FujitsuノートPCバッテリーモデルナンバー
ところが、それほどモバイルとして使ったわけでもないのに、やはり2,3年経つとバッテリーは老化してしまい、パソコンをバッテリのみで使うことがほとんど出来なくなってしまったのだ。
Lenovo IBM ノートPCバッテリー
仮にバッテリーの寿命が短くとも、バッテリーがとても安いのならまだ良い。だがノートパソコンのバッテリーの定価というのは恐ろしく高い。特にノートパソコンのバッテリーパックは規格が統一されておらず、同じメーカーでも製品毎にバッテリーパックが違うため、そのことも高価格に拍車をかけているようだ。
サムスンSamsungノートPCバッテリー
MC923とその後に入手したMC/30のバッテリは同型だが定価は15000円である。このようなシロモノが碌に使わないうちに駄目になると言うのはおかしい!あるいはなんとかしたい、そう思ってネットサーフィンで調べる内に驚くべき事実にぶちあたる。
現在、ノートパソコンで使われているバッテリーは「リチウムイオン電池」という方式の電池である。これは携帯電話などでも使われているものだが、小さいながらも大きなパワーを持つ画期的なシロモノであった。
だが画期的とは言ってもノートパソコンでは結構大きな電力を消費するため、旧世代のパソコンでは1~2時間しかバッテリーでは稼働しないものも少なくなかった。
東芝ToshibaノートPCバッテリー
そして意外に知られていない、というかまともに知られていない事実があることを私は知る。
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