2010年10月23日星期六

省エネと太陽熱

省エネ技術がいろいろとあるが、これと太陽熱利用の話を関連させて述べる。ついでに一つ、新たな提案もする。

IBM 40Y6999

 省エネ技術にはいろいろある、という記事があった。IBM 73P5167(ちょっと古いが、朝日・朝刊 2007-11-04 )

 家庭の最大の熱利用は、給湯である。主として、風呂ですね。朝シャンというのもあるが。で、そこで省エネすると効果的だ。では、どうやって? 給油にも、いろいろあるので、比較しよう。



 普通は、ガス利用だ。これは標準。話の基準。IBM FRU 93P5030

 オール電化による電気の給湯だと、熱効率が40%だ。これは、ガスの80%よりは大幅に劣るので、省エネの逆である。IBM ASM 92P1168逆効果。

 そこで、記事では次のような新技術が紹介されている。IBM FRU 93P5027



 (1) エコジョーズ

 「エコジョーズ」というものがある。IBM 40Y7003ガスの効率向上。

 原理は、排熱をふたたび利用すること。排気の200度という低温源があるが、これを利用する。IBM FRU 93P5028二次排気の温度を50度まで下げて、その分、効率を高める。最終的な熱効率は96%になる。すごいですね。IBM FRU 93P5029





 (2) エコキュート

 「エコキュート」というものがある。IBM FRU 92P1227原理は、電気を使うが、単なる電気式ではなくて、ヒートポンプ式にする。エアコン暖房と同じですね。つまり、エアコン冷房とは原理が同じで、方向が逆。熱効率は80%にまで高まる。





 自慢しているが、良くなっても現行のガス給湯器と同程度。しかもIBM FRU 92P1173、「外気温が高いこと」という前提がある。夏はいいが、冬になると、熱効率が大幅に低下する。

 また、外気を冷やすのは、IBM ASM 92P1172夏にはありがたいが、冬には傍迷惑だ。冷気は停滞するので、IBM FRU 92P1171冬季には日本中がどんどん寒くなる。いやですねえ。

 あんまり、お勧めできない。



 (3) 太陽熱温水器

 屋根の上にあるやつ。これは新技術ではなくて、旧技術。IBM FRU 92P1169値段が高いのと、悪徳業者が多いせいで、最近ではすたれているようだ。とはいえ、古い住宅街などを見ると、屋根にこいつが乗っかっているのを、ときどき散見する。



 (4) 太陽熱吸収のゴム袋IBM ASM 92P1170

 ゴム袋せいの湯たんぽを巨大にしたようなものを使う。

色は黒色。

 そこに水を入れて、戸外にぶら下げておくと、IBM 40Y7001夏ならば太陽熱で、

お湯が温まる。コストは非常に低く、それでいて、そこそこ効果がある。

 ということで、かつて紹介されているのを見たことがあるが、ちょっと、途上国っぽい。IBM FRU 92P1163コストは最小だが、手間暇がかかる。

 ま、田舎の老人夫婦には役立ちそうだ。どうせ暇だし。

 あんまりまともなアイデアとは思えないだろうが、次のアイデアのヒントにはなる。



 (5) 太陽熱吸収の給湯機

 私の提案。(4) を近代化する。自動処理といってもいい。

 基本は、ガス式の給湯器、または、コジェネ式の給湯器である。ただしそれに、IBM FRU 42T4506太陽熱温水器(または巨大なゴム袋みたいなもの……のかわりのパイプ)を組み合わせる。

 つまり、給湯器の外壁に、水循環システムのパイプをめぐらせて、それで水温を予熱する。こいつを、大型冷蔵庫みたいな箱形にして、日の当たる場所に置く。で、太陽熱で予熱したあとで、ガスまたは電気で高温にまで熱する。IBM FRU 42T4505



 ま、大きな庭のある郊外や田舎の家庭でしか使えないが、IBM ASM 92P1174熱効率は高まる。また、一体型だからコストもあまり増えない。……これはこれで、一案だと思う。

( ※ 太陽熱温水器は、それ単体で設置すると、工事費も含めて大幅なコストがかかる。だが、本案なら、工事費はいっしょだから、コストの問題は減じる。)

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