2010年7月19日星期一

バッテリーを長持ちさせるために

- バッテリーを長持ちさせるために -



昨年の3月にバッテリーを「長持ちさせるために」のページを作りました。


本文をご覧になっている方より貴重なご意見を頂きましたので掲載させていただきます。


頂いたメールより


携帯電話の電池を「全て使い切ってから充電する」のを勧めるのは間違いです。


というのも、リチウムイオン充電池には、「大深度の充電で劣化する」という特性があるからです。


電池のスペックにある「寿命:約500回充電」というのは大深度の場合です。


浅い充電の場合は1回に数えません。


リチウムイオン充電池のメモリー効果はほとんど無視できるものです。


ですから、少し使って浅い充電をするのは、わずかなメモリー効果や充電回数の増加を差し引いても、「深い充電をするよりはマシ」なのです。


しかし、リチウムイオンには「満タンで保存すると劣化する」という困った特性も併せ持ちます。


これは、最近の一部のノートパソコンに80%までしか充電しないモードがあったり、あるいは、最近の携帯電話を買ったばかりの時には、(店員が充電しない限り)必ず電池表示が目盛り2ぐらいであることからもわかります。


ノートパソコンでは、ACアダプタを繋ぐと、電池を充電しつつ本体も動きますが、電池が満タンになっても、本体はACで動作します(電池を抜いても動きますよね)。


また、シャットダウンして完全に電源を落としますが、どちらの場合も満タンで放置と同じです。


これを続けると、電池には大ダメージなのです。


しかし携帯電話では実使用において、満タンのまま放置することはあまりありません。


なぜなら、完全に電源を落とす人はあまりいないし、待ち受け中でも電力を消費するからです。


ですから、ノートPCと携帯電話では、条件が違うのです。


ただ、充電中にWebなどのヘビーな処理をさせることは、ダメージになります。


なぜなら、携帯でWebなどを使うとCPUが発熱して、結構な熱さになりますが、熱も充電池には大敵だからです。


まとめとして、電池が早く劣化する人とは、


・一日中、カラまで使いまくって夜に深い充電をする人=500日(500回)で容量が半減


・満タンのまま電源を切って放置した人=半年も放置すれば電源が入らなくなる


・Webやゲームをしながら充電する人=熱で電池が劣化


・一日中充電台に乗せている人=いつ使うんだ


・・・ということになります。


また、まったく現実的ではありませんが「常に電池メーターの目盛り2あたりをキープする」というのが最も寿命を長持ちさせられる、ということになります。

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